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腐ったおなごが萌を垂れ流すブログサイト。 鬼畜眼鏡にフォーリンラブ。 ※更新停滞中。 高校卒業以上閲覧推奨。 ネタバレ垂れ流し注意報発令中。



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大変長らくご無沙汰しておりました。
神奈でございます。


何ヶ月ぶりだよオマエ?ってかんじですよねorz
いやぁ、3年生になってからというもの、
発表、レポート、発表、レポート…
という悪夢な状況が続いておりまして。。。


一応まだ閉鎖するつもりはないですが、
今後もこんな感じでまったりまったり運営になるかなぁと…。


んでは、果実シリーズ、眼鏡+本多×御堂をどぞ!!
ちなみに、やっぱり濡れ場ありです。
ちょっと痛い表現(殴るとかじゃないですが)あるので、注意。


megane-mido-clap.gif







誘惑の果実
 
 
 月曜日、御堂は自身の執務室で、キクチとの打ち合わせに備えていた。本当は打ち合わせなどやりたくはない。あの男―佐伯克哉と顔を合わせたくないからである。克哉は、昨日も、休日に強引に同僚と一緒に人の家へ上がり込んで、同僚が眠った隙に御堂の身体を散々なぶったのだ。
 だが、そうはいっても自分から言い出した手前、参加しないわけにはいかない。御堂は小さく嘆息して、執務室を出ようとした。
 
こつん。
 
 靴の先になにかが当たった感触がして下を見ると、暗赤色の球形のものが落ちていた。拾い上げて見てみると、それは熟した石榴の実だった。果実からこぼれる甘酸っぱい芳香が鼻腔をくすぐる。
(こんなに、香りが強いものだったか…?)
 不審に思いながらも、甘そうな香りに誘われて、御堂は紅い果実の粒に歯を立てた。
 
 
 
 
 気が付くと、御堂はいつの間にか会議室にいた。
「…さん、御堂さん?」
 本多が気持ち不機嫌そうに御堂を見た。どうやらミーティングの途中だったらしい。
「あ、あぁ、すまない」
 記憶が曖昧だが、居眠りでもしていたのだろう。私らしくもないな、と思いながら御堂は顔をあげた。
「珍しいですね、御堂部長が居眠りだなんて」
 にやにやと嫌味な笑みを浮かべながら克哉が言った。元はといえばお前が…っと声をあらげたいところだが、本多も同席している手前、ぐっとこらえた。
「ねぇ、御堂さん」
「……なんだ」
 怪しい響きを含んだ克哉の声を聞いて、御堂は嫌な予感がした。
「居眠りするほど退屈なら、もっと楽しいことしましょうか。なぁ、本多」
 こいつはいきなりなにを言い出すんだ、と思いながら、御堂は本多に視線をむけた。だが、本多も彼には似合わぬ邪な笑みを浮かべて御堂の顔を見つめていた。
「…克哉、仕事中に居眠りしてたんだぜ?お仕置きのほうがいいんじゃないか?」
「なっ……」
 絶句する御堂をよそに、克哉はネクタイをほどきながらゆっくりと立ち上がった。
「そうだな…‥いい考えだ」
 その二人の様子を見て、逃げなければ、と本能が警告する。席をたち、御堂は会議室のドアへ向かって走ろうとした。
「おっと」
 本多に腕を掴まれ、引っ張られる。抵抗しようともがくが、がっしりとした体格の本多にはさすがに敵わない。抵抗むなしく、羽交い締めにされ動きを封じられた。
「くそっ、離せっ!!」
 もがきながら叫ぶ御堂に、克哉は口角を歪めて揶揄するように言った。
「御堂さん、あまり騒ぐと外に聞こえますよ?そうなると困るのは、あんたのほうだ…」
「くっ…、下衆が……」
 悔しげに言い捨てる御堂を満足げに見つめながら、克哉は手にしていたネクタイで目隠しをした。腕の自由と視覚を封じられた御堂に、抵抗する術などほとんどない。
「本多、そのまま押さえていろよ」
「あぁ」
 短い二人のやり取りが聞こえたかと思うと、克哉の指が御堂のネクタイにかかった。そのままネクタイをほどかれ、Yシャツのボタンがはずされていく。それが終わると今度はベルトを外され、チャックが下ろされた。そして、指は胸の突起をなでた。御堂の身体が小さく震える。
「乳首で感じるなんて、淫乱なんですね……」
 耳のそばで本多がささやく。行動を封じているだけでは物足りなくなったのか、本多は分厚い舌で御堂の耳を舐め始めた。ぴちゃり、という水音が、御堂の聴覚まで犯していく。そんな本多に呼応するように、克哉も舌で御堂の乳首を刺激し始める。
「んっ…、…や、め……」
 御堂は上擦りそうになる声をどうにか抑えながら制止の言葉を吐いた。だが、そんなものを二人が聞くはずもなく、御堂への愛撫が激しくなるだけだった。克哉の手が御堂の内股をゆっくりと撫でていく。たったそれだけなのに、身体はその感触を快楽へと変換していった。
「ぁ…やだ……、嫌…ぁ…っ」
 与えられる快楽に感じてしまう自分を否定するように首を振るが、その御堂の態度は二人の劣情を煽るだけにすぎなかった。
「エロい声……」
 本多が耳元で低くつぶやく。その熱っぽい囁きが鼓膜を震わせ、御堂をぞくりとさせた。
「ひっ……!」
 突然、御堂が甘い声をあげながら身体をよじった。克哉が、御堂の屹立を扱き始めたのだ。
「ぁ、アア…ッ!!」
 視覚も封じられている御堂に、その刺激は強すぎる。御堂はあっという間に達してしまい、床に白濁した液をこぼした。本多は吐精後で力の抜けた御堂の身体の拘束を解いた。御堂の身体が仰向けにたおれこむ。克哉はその身体を反転させ、四つん這いにした。そして、剥き出しになった尻に手を這わし、アヌスを指でなぞった。
「やめろ…っ……」
 拒絶しようと身体をよじらせる。だが、その御堂の意とは逆に、その様子は更なる快楽をねだるように見えた。
「浅ましいですねぇ、御堂部長。腰をふって……。ねだっているんですか?」
 克哉がわざと役職名をつけて御堂を揶揄する。
「そんなわけ…っ!」
「本当に、淫乱だな、御堂部長は」
 本多もいじわるく言った。ふざけるな、と怒声を上げたくなった御堂の耳に、本多への、克哉の残酷な提案が届いた。
「さて、本多。淫乱な御堂部長にお仕置きの続きをしようか」
「あぁ、そうだな…」
 劣情を帯びた二人の声に恐怖を覚えて、這って逃げようとする。だが、髪の毛を鷲掴みにされて、あっけなく床に押し付けられた。御堂の唇からくぐもった苦痛の喘ぎがもれる。押さえつけられた衝撃で視界を封じていたネクタイが外れ、御堂は克哉に憎悪と怒りを含ませて睨み付けた。
「あんたも諦めが悪いな。こんな状態で、逃げられるとでも思っているのか?」
 そう言って克哉は嘲笑した。楽しくて楽しくて仕方がない、といったように。ひとしきり笑ったあと、克哉は薄く笑みを浮かべて、本多に言った。
「本多、お前がさきにやれ」
「いいのか?」
「あぁ」
 押さえつけていた頭から手を離し、克哉は御堂の身体から離れた。その隙をつこうとドアへ向かって逃げをうつ御堂を、本多はたやすく捕らえて、床へ引き倒した。仰向けに倒れた御堂に、本多の身体が覆い被さる。
「くそっ、やめろ!!」 
 引き剥がそうともがくが、さすがに体格のよい本多に勝てるはずもなく。剥き出しのそこへ本多の猛りが押し付けられた。赤黒い巨大な剛直が視界に映り、これから与えられるであろう苦痛と恥辱を御堂に想起させた。やめろ、ともう何度叫んだか分からない言葉を吐こうとしたとき。
「イ、やっ…。ァア…ア゛ッッ!!」
 身体が裂けられるのではないかという痛みが御堂の身体へ走った。あまりの激痛に、御堂の身体が強張る。しかし、内部を犯す肉棒は容赦なく秘奥を目指して進んでいった。ぬるりとした感触は、乾いた粘膜から出た血液によるものだろう。
「ァ、…い、たい……っ!」
 紫闇の瞳から涙がぼろぼろとこぼれ落ちる。涙で歪んだ視界のすみに、克哉の姿が映り込んだ。佐伯は、冷笑をうかべながら御堂を見下ろしていた。
「お、ねが…、も、許し……」
 酷い痛みが御堂の反抗心を奪っていく。口からは自然に嘆願がこぼれた。だが、にやりと笑う克哉は信じられないことをいい放った。
「くくっ、嘘をつくなよ。そこをそんなにしておいて…」
 蔑みをふくんだ克哉の視線の先には、激痛にもかかわらず屹立する御堂自身があった。痛みしか感じられない行為のはずなのに、その苦痛でさえ快感に変換する己の浅ましさに、御堂は愕然とする。
「そ、んな……」
 呆然としながら呟いたところへ、今度は強い快感が身体中を駆け抜けていった。猛りの先端が、ある一点をついたのだ。
「ひっ、ぁあ!!」
「くっ…」
 内壁が締め付けられ、本多も苦しそうにうめく。本多に揺さぶられながら、頬を桃色に染めて悩ましい声をあげる御堂を克哉はしばらくの間楽しげに眺めていた。だが、それも飽きたのか、ゆっくりと御堂に近づいた。
「そろそろ俺の相手もしてもらいましょうか…」
 そう言うと克哉は、御堂の顔の側に膝を立てて座り、克哉自身を御堂の唇へ押し付けた。
「くわえろ」
 唇を噛み締めて本多から与えられる快感に耐える御堂へ、克哉は冷たく命令した。理性の欠片がまだ残っている御堂は口を閉ざして反抗した。だが、本多のモノに弱い場所を突かれて悲鳴を上げたところへ、克哉自身が口内へ押し込められる。
「んぐっ……」
 息苦しさと屈辱で御堂の瞳から涙が溢れた。
「ん、ん…ふっ…‥!!」
 肉棒をくわえてくぐもった声を洩らしながら、快楽に翻弄されつつも涙を湛えて堪える御堂の姿は、克哉と本多の劣情と嗜虐心を煽る。
「うぁっ……!」
 口内を犯し続けた克哉のモノが抜かれた瞬間、御堂は克哉の欲を顔面に浴びた。容赦なく放たれたソレは御堂の顔を卑猥に汚す。すえた独特の臭いが鼻腔を刺激した。
「くく…。淫乱なあんたにお似合いだ」
 そう御堂を侮蔑して、克哉はニイッと笑った。その笑顔に狂気を感じて、御堂は怒りよりも恐怖を抱いた。
「本当に、似合ってますよ御堂さん」
 欲に掠れた声で本多もそう言った。そしてより一層律動を激しくし始めた。
「く、ァア……ッ…」
 拷問に近いような激しい快感が御堂を一気に上り詰めらせる。高く掠れた嬌声をあげて、御堂は達した。
「……ッ!」
 急激な締め付けで本多も達し、御堂の裡へ欲を注ぎこんだ。本多のモノが抜かれ、解放された身体は力なく床へ沈んだ。御堂の意識はそこで途切れた。
 



 
 
 目を醒ますと、見慣れた自身のデスクが目に映った。いつのまにか、眠ってしまっていたらしい。さきほどまでの忌まわしい体験はどうやら夢のなかでの出来事だったようだ。
(しかし、夢にしては生々しかったな…)
 凌辱者二人の手の感触などが、まだ残っているような気さえする。だがそれ以上思い出したくもなく、御堂は夢の記憶を振り払うように頭を振った。
 ふと時計を見てみると、針は9時5分前をさしていた。ミーティングまで時間がない。
(しまった!)
 幸い、ミーティングの準備はすでに済ませてある。慌てて立ち上がったとき、御堂は違和感を抱いた。下着が妙に濡れていたのだ。替えの下着は寝泊まりのとき用に持ってきてはいる。御堂は苛立たしげに替えの下着を手にとり、いそいそと着替え始めた。
 
 
その部屋の隅に、ひっそりと転がっている食べかけの石榴があることに、御堂が気付くことはなかった。










****************************************************************
以上、SSでした。
ちなみに、これは他の果実とは独立したお話になってます。
まぁ、単発モノだと思っていただければと…。



なんか、最近気づいたんですが、
私の書くSSの中身、8割以上Erosな内容ですよね←
しかも、御堂さんをひたすら辱めているような(汗)
うん、なんて~か、御堂さん、ごめんなさい←
ほのぼの、かけないんだよなぁ。。。
まぁいいか。←いいのか?
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このブログは主にBLゲーム『鬼畜眼鏡』とタイガドラマ『ふーりんかざん』の萌語り場です。 現在は『鬼畜眼鏡』の御堂さんに(歪んだ?)愛を注いでいます。また、『鬼畜眼鏡』の二次創作もやってたりしてます。 なお、『鬼畜眼鏡』自体が18禁ゲームなので、18歳未満は全力でUターンしてください。二次創作にも直接的な表現がバンバン出てます。
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神奈
性別:
女性
職業:
大学院生
自己紹介:
東京都内の某大学に通うしがない大学院生。
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